食パン２斤(1000円相当)で買収の疑い　女巡査部長を書類送検・長崎

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長崎県警察本部の巡査部長がことし４月に行われた県議会議員選挙で、立候補予定者の支持者から
投票依頼を受けた際に食パン２斤を受け取ったとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検されていたことが分かりました。

書類送検されたのは長崎県警の県北地区の警察署に所属する女性の巡査部長です。

警察によりますと、巡査部長はことし４月に行われた県議会議員選挙で、立候補予定者の支持者２人から投票依頼を受けた際に、
食パン２斤、１０００円相当を受け取ったとして、公職選挙法違反の買収の疑いが持たれています。

巡査部長は２月下旬、支持者が投票依頼のために自宅を訪れた際に食パンを受け取ったということです。

県警によりますと、３月に巡査部長自身が上司に申告して発覚したということで、県警は巡査部長を書類送検するとともに所属長訓戒の処分としました。

また、投票を依頼した支持者２人も買収の疑いで書類送検されたということです。

巡査部長は調べに対して「私の認識、勉強不足で迷惑をかけてしまい申し訳ない」と話しているということです。

長崎県警察本部監察課は「法を守るべき警察官として不適切だった。指導、教養を徹底して再発防止に努める」としています。