望月衣塑子記者、毎日新聞　記事に私見を述べる　「警視庁公安部、不利な実験データ除外し報告か　大川原加工機、起訴取り消し事件」

捜査側にとって都合の良い話しだけを証拠として切り取って出す、こういう話は事件取材をしているとたまに聞く話しだが、つくづくとんでもない。

警視庁公安部、不利な実験データ除外し報告か　大川原加工機、起訴取り消し事件 毎日新聞

軍事転用可能な装置を不正輸出したとして外為法違反に問われた化学機械製造会社「大川原化工機」（横浜市）の社長らの起訴が取り消された冤罪事件で、同社の噴霧乾燥器の温度実験を巡り、警視庁公安部が実験データを一部除外して経済産業省に報告していた疑いがあることが判明した。

立件には、経産省から「輸出規制品に該当する」との見解を得る必要があったが、伏せたデータ分は輸出規制品の基準に達しておらず、公安部にとって不利な証拠だった。