農林水産省は、対策として、保有する備蓄米の放出に向けて動き出しました。1年以内に放出した分を買い戻すことを条件とし、今週中にもJAなどの集荷業者に、入札で売り渡す数量などを示す方針です。
政府は、備蓄米として毎年21万トン程度を買い入れ、最大5年間保管し、合計100万トンを目安に備蓄しています。これは国内需要の1.5カ月分~2カ月分にあたる量です。これまで放出の指針は、凶作や災害が起きた場合に限られていましたが、大きく変更した形です。ただ、対策の遅れを指摘する声も上がっています。
立憲民主党 神谷裕衆院議員(3日)
「備蓄以外の方策も含め考えておくべきだった。反省すべきだと思うがいかが」
江藤拓農林水産大臣(3日)
「反省がないのかと言われれば、おおいに反省があります」
スーパーの棚からコメが消えたのは、去年夏ごろ。2000円台半ばで安定していた1袋5キロの小売価格は、一気に3285円に跳ね上がりました。
坂本哲志農林水産大臣(当時・去年9月)
「今後、新米が順次供給され、円滑な米の流通が進めば、需給バランスの中で一定の価格水準に落ち着いてくるものと考えております」
しかし、その後も価格は上がり続け、先月は4185円。高騰に歯止めが掛かっていないのが実情です。
なぜ、対応は後手に回ったのでしょうか。
去年のコメの生産量は、前年より18万トン増えていました。しかし、年末に集荷業者が集めた量は、前年よりも21万トンも減っていたのです。
この“消えた21万トン”が、価格高騰の背景にあるとみられています。
江藤拓農林水産大臣(先月31日)
「米はあると。どこかにスタックしていると考えざるを得ない」
21万トンのコメはどこへ消えたのでしょうか。
政府は、調査を急いでいます。
江藤拓農林水産大臣(3日)
「今回は、今まで米を扱ったことがないような人が参入している気配がある。どこにどれだけあるか、いま、調査を一生懸命かけています」
備蓄米の放出で、コメの価格高騰に歯止めがかかるのでしょうか。2人の専門家に聞きました。
農業経済学が専門の宇都宮大学・小川真如助教は「価格が大きく下がることは難しい」と話します。理由は“売り渋る業者”がコメを手放さないためだといいます。
農業政策に詳しい日本総研・三輪泰史チーフスペシャリストは「価格は下がると思う」と話します。理由は、市場に備蓄米があふれれば、“売り渋る業者”もコメを放出するといいます。
2人の専門家が挙げる“売り渋る業者”とは何なのでしょうか。
コメは、一般的に【生産者】→コメを集める【集荷業者】→【卸・小売業者】→【消費者】というルートで流通します。
コメの高騰が続く背景には、一部の生産者や業者が、コメをより高く売れるタイミングまで市場に出さずいるとみられています。
そこで、農水省は、備蓄米をJAなどの集荷業者に販売。コメを抱える業者に「価格が下がるかもしれない」とけん制して、市場に出回るよう、促そうという狙いがあります。
(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a65b2fd01f78ba6dc4f44b06d97851875cca64e6
半年経ってようやく着手
政治家の劣化が激しい
ホントに消えてるらしいね
実はかなりヤバいと思うよ
政府が買わなければ高騰してなかったってことだ
台湾有事が関係してたりしないの?
それ本当なの?
中国ってより共産党幹部って感じかな
そら見つからん
みんなが買わなければ下がる
いや、夏になれば去年以上に米が無くなり高騰する
コメ転売で稼ぐのはそれからだよ
隠しておいた米を売り渡す業者とか・
これで丸儲けやん
アメリカで投資でハメられた部分 取り戻したやろ
> 去年のコメの生産量は、前年より18万トン増えていました。しかし、年末に集荷業者が集めた量は、前年よりも21万トンも減っていたのです。
この“消えた21万トン”が
何を言ってるんだ>>1は、消えたのは21万トン~39万トンの間の、多分39万に近い数字だろ?
リンク https://talk.jp/boards/newsplus/1739330006