対馬から盗まれた仏像、韓国・浮石寺の返還条件「法要実施」は100日間

12年前に長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像をめぐって、所有権を訴えていた韓国の寺が日本への返還に反対しない考えを示したことが分かりました。

2012年に対馬市の観音寺から盗まれた長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」をめぐっては、韓国の浮石寺が「中世に日本の海賊=倭寇が強奪したものだ」として、本来の所有権を主張し、韓国で裁判を起こしました。

韓国の最高裁は去年10月の判決で、「観音寺が所有権を取得したとみなすことができる」と判断し、浮石寺の敗訴が確定しました。

仏像は今も返還されていませんが、浮石寺は24日、最高裁の判決を踏まえ、返還に反対しない意向を観音寺に文書で伝えたと明らかにしました。ただ、100日間にわたって仏像の安寧を祈る「法要」を浮石寺で行うことに日本側が了承することを条件にしているということです。

浮石寺は、「観音寺から同意するという正式な文書が来週には届くと聞いている」と説明しています。

ほらほら
条件づけ始まった
上から

なぜ？

これ、１０年とかにまで拡張するか続けるんだろうな

永遠の１０年

対馬から盗んだ仏像の所有権を主張してる浮石寺の所属する曹渓宗ってこんな所

○僧侶たちの仁義なき戦い　～韓国・チョゲ寺紛争～

昨年12月23日、ソウルで、韓国仏教会総本山に機動隊が突入し僧侶と衝突。20数人の負傷者が出た。
騒動が起きたのは、韓国仏教の最大宗派「曹渓宗」の総本山である曹渓（チョゲ）寺。

曹渓宗では１カ月ほど前から「総務院長」の選挙をめぐり僧侶同士が激しく対立。主流派と反主流派の
双方が、全国動員を掛け曹渓寺で衝突を繰り返していたが、反主流派の僧侶ら４０数人が寺にろう城し、
23日に機動隊が導入された。

その後も主流派と非主流派の対立は続き、今年６月には僧侶がガソリンをかぶったり、切腹するという
事態にまで発展している。