玉川徹氏、日大アメフト部「薬物事件」で現役部員が警察の聴取依頼に見解…「部が温床になっていた可能性…存続を考えなければいけない」

今回の事件で警視庁は、覚醒剤と大麻を所持したとして北畠成文被告（２１）を８月５日に逮捕。東京地検は覚醒剤を麻薬と誤認していたとして麻薬取締法違反罪で起訴し、大麻取締法違反容疑は処分保留とした。捜査関係者によると、北畠被告は「他の部員と一緒に吸った」と警視庁に説明していた。

コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、今回の事件に「部員の中の例えば１人がふらちな行いをやったということで部全体が例えば連帯責任を取ってみたいなのは僕は好きじゃないんです」とした上で「しかし、１人じゃなくて４人、さらに５人ということになると今のところまだ分かりませんけど、警察は部内での広がりを視野に入れて捜査しているということですよね」と指摘した。

続けて「そうなるとその部が温床になっていた可能性があって、これは体育会は、日大がある程度、部費みたいなものを含めて支援していることで成立しているもの。そうなると教育機関として大学が設置して支援している場で温床になっていたってことになると、存続を考えなければいけない話になるんだろうなと思います」とコメントしていた。