コロナ再び増加中、もしや自分も？ と思ったら、今こそおさらいしたいこと最新まとめ

「病気を生む顔」になる食べ物とは　画像5点

米食品医薬品局（FDA）が9月11日に最新の新型コロナワクチンを承認したことを受け、CDCは生後6カ月以上のすべての米国人にワクチン接種を推奨している。2021年初頭の流行では新型コロナにより毎週約2万人が死亡する事態になったが、専門家は、今回はほとんどの米国人が過去の感染やワクチン接種により多かれ少なかれ免疫を持っている上、まもなく最新のワクチンの接種も始まるため、そのような事態にはならないだろうと考えている。

米エール大学医学部の感染症専門家のリック・マルティネロ氏は、米国で感染が拡大した原因の1つに、8月に熱波に見舞われたことで人々が室内に閉じこもりがちになり、ウイルスがまん延しやすい状況になったことがあるのではないかと見ている。

「症例数がもう少し増えてから横ばいになるのか、それとも大きなピークを迎えるのか、今はまだわかりません」とマルティネロ氏は言う。

感染者数が増加傾向にある今、ウイルスから身を守る方法や、感染したのではと思ったり症状が出たりした場合の対処法についておさらいしよう。

自宅にある検査キットの使用期限が切れていたら
薬局で購入したり自治体から配布されたりした新型コロナ抗原検査キットには使用期限が表示されており、それを過ぎたら廃棄することになっている。ただし、多くのメーカーの商品が、国の承認を受けて使用期限を延長しているため、自宅でしばらく保管している検査キットの正しい使用期限についてはメーカーのウェブサイトなどで確認しよう。

米ジョンズ・ホプキンス大学医学部のジシャン・シディキ氏らは、米国で承認されているある検査キットについて、使用期限切れのキットと期限内のキットの性能を比較したところ、ほとんど差がなかったという論文を2023年7月に学術誌「Microbiology Spectrum」に発表している。「新しい検査キットが手に入らない場合には、家にある使用期限切れの検査キットを使うのは合理的だと思います」と氏は言う。

ただし、古い検査キットでは結果を示す線が薄くしか出ないことがあるので、明るいところで確認する必要があるという。また、高温の場所やぎゅうぎゅう詰めの状態で保管されていた検査キットは、綿棒や検査カードが破損していたり、重要な試薬が劣化していたりする可能性がある。

CDCは、呼吸器症状があり、検査キットを使って自宅で行った検査の結果が陰性だった人は、2日後にもう一度検査をするよう勧めている。

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