「市長が夜10時過ぎに寝てしまい、翌朝まで連絡が取れませんでした」　←別によくね？(´・ω・`)

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先月（８月）２０日の夜、盛岡市に土砂災害警戒情報が発表され、市が災害対策本部を設置した際、内舘市長が翌朝まで登庁せず、連絡も取れなくなっていたことがわかりました。
市長はＮＨＫの取材に対し、「携帯電話をマナーモードにしたまま寝てしまい、連絡に気づかなかった。本当に反省していて、二度とないようにしたい」と話しています。

岩手県では先月２０日の夜遅くから翌２１日の未明にかけて線状降水帯が発生するおそれがあると発表され、盛岡市は２０日の午後１０時すぎに土砂災害警戒情報が発表されたことなどを受け、災害対策本部を設置して対応にあたりました。

この際、市の秘書課の職員が内舘市長に電話やメールで連絡しましたがつながらず、結局、翌朝まで連絡がつかず、登庁もしなかったことが市の複数の関係者への取材でわかりました。

災害対策基本法では、「災害対策本部の本部長は市町村長が務める」と定められていて、これに基づく市の条例では、「本部長が職員を指揮監督する」と定めています。

今回は、市長と連絡が取れなかったため、副市長が職務を代行して被害状況の確認や避難所の開設などの対応にあたり、支障はなかったということです。

内舘市長はＮＨＫの取材に対し、「夜９時ごろに帰宅して就寝した。携帯電話は枕元に置いていたが、マナーモードにしていたため電話やメールに気づかず、翌朝８時ごろに起きて複数の着信を確認した。本当に反省していて、二度と同じことがないようにしていきたい」と話しました。

盛岡市が去年８月の大雨で米内川があふれて住宅の浸水が相次いだ際に、避難指示を出せなかったことなどを教訓に、災害時の対応の改善を進めている中で起きた今回の事態。

内舘市長の危機管理をめぐる姿勢が改めて問われることになりそうです。