https://diamond.jp/articles/-/359441
依存症は、患者本人の「自己責任」なのだろうか?
松本俊彦医師曰く、人が依存症に陥る根底には、社会的なコミュニケーションから弾かれた「孤独」や子供の頃に経験した「心的外傷」が存在する。
依存症者を孤立させない、自助グループにつなげることができる社会環境作りが、今求められている。
※本稿は、根岸康雄『だから、お酒をやめました。「死に至る病」5つの家族の物語』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
■他者への暴力を働く薬物で断トツに危ないアルコール
依存症とは何か。その正体について、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師にレクチャーをお願いした。
松本医師は日本で数少ない、依存症の治療を担うドクターである。
覚せい剤等の薬物の依存症が専門だが、アルコールもエタノールという薬物である。
松本俊彦医師は言う。
「統計上、他者に対する暴力や迷惑行為を働く薬物として、断トツに危ないのはアルコールです。脳の萎縮や臓器障害も、アルコールが最も深刻に影響が出ます。
大麻とアルコールを比較すると、身体にはアルコールのほうが悪いと思うのですが」
お酒はコンビニでいつでも手に入るが、大麻の所持・使用に関しては、大麻取締法違反での厳罰は周知の事実だ。
松本医師は言う。
「アルコールは大多数の国民に好まれています。アルコールを禁止すると、大衆の不平不満が渦巻く。だからお酒に対しては寛容なんです。
つまり薬物の合法非合法について、医学にもとづいた合理的な区別はないのです」
松本医師は依存症の説明をするとき、欧米の実験心理学の研究者が行なった実験の結果を例に挙げる。それはこんな実験である。
32匹のネズミをランダムに2グループに分ける。一方のグループの16匹は1匹ずつ牢獄のような檻に閉じ込める。
他方の16匹はまとめて広い場所に集め、おもちゃを与え、コミュニケーションや交尾もし放題、ネズミたちの楽園を形成する。
最初の4日間は両方のグループとも依存性の強いモルヒネ水を与え、5日目からはモルヒネ水と水を与える。さて、モルヒネ水の消費量が多いのはどちらのグループか。
断トツで檻に閉じ込められたネズミだった。
楽園のネズミはほぼ全部がふつうの水を選んだ。
楽園のネズミはモルヒネ水の快楽より、仲間とのコミュニケーションが楽しかったのだろう。
■孤独でしんどい状態だと依存症になりやすい
次に檻のネズミのうち、1匹を楽園のネズミたちの中に移してみる。
最初は片隅でモルヒネ水を飲んでいるが、そのうちに他の仲間に受け入れられ、輪の中に加わり、ふつうの水を飲みはじめる。
しばらくすると、どれがモルヒネ中毒のネズミかわからなくなっていった。
この実験から、コミュニケーションの輪から外れ、孤独でしんどい状態に置かれると、依存症になりやすいことが見えてくる。
またこの実験は依存症からの回復のヒントを与えてくれる。
それは、孤独にさせてはいけない、みんなで包摂することが大切だということだ。
松本医師は言う。
「戦前、アルコール依存症といえば人格破綻者で、『治らない、治療お断り』の状態でした。
戦後、AA(アルコホーリクス・アノニマス)(編集部注:飲酒問題があり、飲酒のとらわれから解放されたいと願う人たちの集まり)や断酒会やお互いに支え合う自助グループが普及し、
アルコール依存症の克服が現実化した。自助グループには社会的に発言する人も多く、アルコール依存症への偏見も、徐々に払拭の方向に動きました」
松本俊彦医師は、そもそも依存症という言葉が好きではないと話を続ける。
「『自己責任だ』『自立しろ』とか、依存がいけないかのような言葉を、近年よく耳にしますが、そもそも人は、何かに依存して生きています。
例えば仕事のあとの1杯のビール。コーヒーやタバコで一服して気持ちを切り替える。友人や家族や恋人との会話を楽しみ、ときには愚痴を聞いてもらいストレスを軽減したり。
自立している人は、いろんな依存先があるものです。
治療を必要とする依存症者は、人に愚痴ったりボヤいたり助けを求めたりせずに、化学物質だけで自分を支えようとする人たちです。
依存症とは、『安心して人に依存できない病気』と言えるかもしれません」
■薬物依存の本質は「内に秘めた苦痛の緩和」
※略
★1:2025/02/26(水) 23:06:31.17
前スレ
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1740578791/
>>1
社会的なコミュニケーションから弾かれた「孤独」や子供の頃に経験した「心的外傷」
↑(^∀^) ごまwww♪
おまえさらされてるぞwww♪
>>76
>>1の記事をよく読んで理解して欲しい。
この医師は「(ネズミの楽園)実験は依存症からの回復のヒント」として、
「診療報酬加算の対象」となるような診療プログラムとして成果をあげている。
つまり、キチンと「ヒト」でもエビデンスのある成果をあげている。
また、彼がヒントとしている依存症に取り組む米国のジャーナリストの
「ネズミの楽園」の実験の話には続きがあり、「ヒト」でも当てはまる事が
歴史的事実として書かれている。
>>83 ソース
TED日本語 – ジョハン・ハリ: 「依存症」― 間違いだらけの常識
https://digitalcast.jp/v/22965/
この「ネズミの楽園」では ドラッグ入りの水は不人気だったのです
ほぼ全く飲まれませんでした 衝動的に飲むネズミもゼロ 過剰摂取もゼロ
独房状態のカゴではほぼ100% 過剰摂取したのに対し ネズミが幸せに社会生活を営む
オリの中では0%だったのです
この結果を見て アレキサンダー教授は初めは 「ネズミだけの話かもしれない
我々が望むほどではないにしろ人間とはかなり違うし」 と考えました
しかし幸運にも 人間での実験もありました 全く同じ原理で 全く同じ時期に
行われていました
何というと ベトナム戦争です
ベトナムでは アメリカ兵の20%が ヘロインを大量使用していました
当時のニュース報道を見れば わかると思いますが 皆がこれを非常に憂いていました
「大変だ 終戦後には アメリカの街中に何十万人の ジャンキーが溢れてしまう」 そう思って全く当然ですね
ヘロインを大量に摂っていた兵士達は 追跡調査を受け総合精神医学誌が非常に綿密な
研究を行いました さてどうなったでしょう?
兵士たちに更生施設は必要なく 禁断症状も出ませんでした
95%がクスリをパッと止めたのです
薬物の依存性についての一般論が 正しいとすればこの結果はおかしい
しかし教授は そもそも依存症には 別の側面があるのでは依存性物質が問題なのではないとしたら?
と考え始めます
もし依存症の根本的原因が 「オリ」にあるとしたら?
依存症は環境への適応反応だとしたら?
(つづく)
>>86 つづき
(中略)
様々な証拠から私は こう確信するようになりました 依存症最大の原因は 毎日を生きるのが辛いということ
(中略)
100年もの間 薬物と戦ってきたのは 間違いだったのではないでしょうか
戦うのではなく 愛をもって 対処すべきだったのではないでしょうか
だって「依存症」の対極にあるのは 「しらふ」ではないんですよ
「依存症(addiction)」の反対は 「繋がり(connection)」なのです
Thank you.//
(以上・抜粋引用・詳細はリンクサイトにて)
いや酒のほうが圧倒的にヤバい
海外ではアルコールはハードドラッグで大麻はソフトドラッグという扱い
出羽守キターー!
インバンド白人、朝から缶ビール飲んでてやべーよな
>>3
どの科学者のコンセンサスも、こんな感じ。
ヘロイン=アルコール>クラック=覚醒剤>コカイン>ニコチン>LSD、MDMA>大麻
【図表:娯楽薬物19種の自己と他者への危害】
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/93/2011_Drug_Harms_Rankings.png
【薬物が本人に及ぼす害、他人、社会へ及ぼす、最高値を100とする害のスコア・図表】
http://4.bp.blogspot.com/-elryTP_7ENo/UlCFW5lB5vI/AAAAAAAACeA/4VM0W7VsPuM/s640/Drug+Risk.jpg
アルコール72、ヘロイン55、コカイン54、タバコ26、マリファナ20。
>>35
>>12を読めば分かる。
ヘロイン=アルコール>クラック=覚醒剤>コカイン>ニコチン>LSD、MDMA>大麻
【薬物が本人に及ぼす害、他人、社会へ及ぼす、最高値を100とする害のスコア・図表】
アルコール72、ヘロイン55、コカイン54、タバコ26、マリファナ20。
この研究によれば、社会に対しても薬物利用者に対してもアルコールが最も有害と結論された。
アルコールは家庭内暴力、児童虐待や交通事故の主な原因である。(>>22参照)
大麻よりもアルコールのもたらす害の方が極めて高い。
アルコールと犯罪傾向の因果関係を結論付けるのに、飲酒犯の統計データは役に立たないよ
犯罪者の中で喫煙者の割合が高いからといって、タバコが人を犯罪に駆り立てるとは言えないのと同じである
そもそも遵法精神に乏しい者、粗暴な者が手を出す割合が高いだけかもしれない
アルコールのせいで理性を無くした、記憶を無くした
は事故や犯罪を犯したアルカス自身が言うてる事やろw
仲間の言うこと信じてやれよw
>>81
>>22の参考図表 【犯行時の飲酒の有無別構成比】をよく見て理解して欲しい。
飲酒と各種暴力犯罪の因果関係は、計画性の有無と逆相関的な関係があり、
「場当たり性」や「突発性」が、飲酒が暴力犯罪と因果関係がある事を証明している。
▼ 参考図表 【犯行時の飲酒の有無別構成比】
://hakusyo1.moj.go.jp/jp/57/image/image/h7-2-1-1-06.jpg
罪名ごとに,犯行時の飲酒の有無別構成比を見たものである。
計画性の有無と逆相関的な関係があり,傷害致死は,犯行時に飲酒していた者の
比率が高く,飲酒が犯行の原因の一つとなっていることがうかがわれる。
放火についても,同様である。
殺人の24%、傷害致死の38%、強姦の16%、放火の30%が飲酒の上犯行に及んでいる。
>>3
アルコールは脳が萎縮してこんなふうになっちゃう。
対して大麻使用者の脳へのダメージは最新のMRI解析をもってしても確認できない。
これだけを見てもアルコールの方が大麻より断然に危険だと分かる。
http://i.imgur.com/9Jp8bms.jpg (アルコール依存症患者の萎縮した脳:MRI画像参照)
>>3
これ15年前に高校の時に大麻やってたやつら6人のの今
刑務所の常連4人
自殺1人
ヤクザクビのダンプ運転手1人
そんな馬鹿学校に通う時点で
だから野外でも飲酒は禁止
飲酒運転の罰則は目茶苦茶厳しかった
ほんと遅いは日本は
飲酒欲求とたたかうことになる
きょうもやばかった
砂糖にしろよ
オエエエエ
他のは当然解禁しないってだけの話だろ。
知的障害者かな
元々乱暴なやつが理性で止めてる場合に酒で変わるってだけでは?
リンク https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1740661464/-100